歴史と文化

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薬王院御館山浄蓮寺 浄土真宗本願寺派(やくおういんみたちやまじょうれんじ じょうどしんしゅうほんがんじは)

浄蓮寺は創建当初(686年)薬王寺といいました。1467(応仁(おうにん)元)年、浄土真宗に改宗の後、1641(寛永18)年に浄蓮寺と号することとなりました。本堂の棟札には、開祖は天武天皇と記されており、本堂には「天武天皇御尊儀(ごそんぎ)」が安置され、山門前には「天武天皇御館舊跡(きゅうせき)」の碑が残されています。浄蓮寺は代々高僧が続き、幕末期の住職の娘が、明治天皇(祐宮(さちのみや))の御乳人(めのと)として宮中に召され、その任を無事果たし帰還する際には、祐宮御愛用の御太刀のほか多くの玩具(写真)が下賜されました。これらの品は後に伊勢神宮徴古館(ちょうこかん)に保管を委託し、現在も収蔵されています。 記事一覧へ

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