歴史と文化

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刑部神社(おさかべじんじゃ)

東坂部町一帯を「刑部郷(おさかべごう)」と称した時代があり、その地名が社名となりました。入口には「御厨(みくりや)刑部神社」の石碑があります。御厨のついた神社は、伊勢神宮の領地で、神饌料(しんせんりょう)を上納していました。設立年代・由来は不詳です。1908(明治41)年に江田神社へ合祀されましたが、村民の敬神の念が強まり、1930(昭和5)年に元の場所に遷座され、同時に、毎日神饌を供する「日供番(につくばん)」が始まりました。大晦日には「どんど焚き」も行われています。
東坂部獅子舞(ししまい)は箕田(みだ)流に属しており、1874(明治7)年頃、有志10名程で秋の大祭に刑部神社に奉納し、その後は青年団が受け継ぎました。戦後、青年団の解散により一時中止となりましたが有志によって再興され、1982(昭和57)年には、保存会が結成されています。 記事一覧へ

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