歴史と文化

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西坂部城跡 三重城山緑地

「坂部」には、お城が二城ありました。一つは、昔から「城山」と呼ばれて、周りから抜きん出て高いここ、「西坂部城(室町時代)」(西坂部町奥城の谷所在、標高78.67m頂上から10m)です。この地で小字名を「城の谷」と言い、1558~1569年(永禄(えいろく)年中)、山本豊前守がここにいたといわれています。この城は、遺跡の規模から本丸(710.0㎡)、二の丸(296.0㎡)三の丸(485.6㎡)及び北の丸(244.4㎡)で構成され、それぞれ高さ1.2m、根幅約1.4mの土塁を配した山城であったことを遺跡が示しています。もう一つは、「坂部城(鎌倉時代)」(東坂部町字城所在・浄光坊の隣)。萩原小太郎の居城でした。 記事一覧へ

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