歴史と文化

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鴿谷山壽命院常延寺 浄土真宗本願寺派(こうこくざんじゅみょういんじょうえんじ じょうどしんしゅうほんがんじは)

寺院名は、奈良時代736(天平8)年、行基菩薩がこの寺院を開き、直弟子の常延坊に当寺院の留守居役(責任者)を任じたことに由来します。院号については定かではありませんが、当時の奈良朝廷から下賜されたもの、あるいは行基菩薩直伝のものと伝えられています。室町時代の1467(応仁元)年、当時住職であった教念が浄土真宗(本願寺)に帰依し、浄土真宗の寺院となりました。安土桃山時代の1575(天正3)年6月6日、織田信長軍滝川左近一益の攻撃により本堂他すべてが消失、犠牲者も数知れずという苦難の歴史を乗り越え今日に至ります。今も、1583(天正11)年本願寺から下賜された阿弥陀如来像の絵軸が保存されています。 記事一覧へ

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