歴史と文化

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貝野遺跡と貝野古墳(かいのいせきとかいのこふん)

貝野遺跡は1968(昭和43)年、坂部団地造成工事に伴い発掘調査が行われた、約3万㎡に及ぶ北勢地方屈指の遺跡です。竪穴式住居跡46棟、掘立柱建築物41棟、土坑、溝跡などの遺構や多数の土師器、須恵器も検出されました。これらの遺物により7世紀後半から8世紀(飛鳥~奈良時代)という律令体制の形成期に存在した集落跡とされています。貝野古墳は、直径約15m、高さ約2mの円墳で、発掘調査は行われず、現状のまま保存されています。 記事一覧へ

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